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風疹抗体検査および風疹ワクチン予防接種費用の助成について
千葉県では県が委託した医療機関(病院及び診療所)において、風しん抗体検査を無料で受けることができます。
検査の対象になる方は、次の1~5の全項目の条件を満たすことが要件となります。
1.県内市町村に居住地(千葉市・船橋市・柏市を除く)を有している
2.次の(1)、(2)いずれかを満たしている
(1)妊娠を希望する女性(19歳以下で未婚の方は保護者同意が必要)
(2)妊娠を希望する女性の配偶者※1
(3)風しんの抗体価※2の低い妊婦の配偶者
※1 事実婚を含む ※2 HI法で32倍未満、EIA(IgG)法で8.0未満
3.過去に風しん抗体検査を受けたことがない
4.過去に風しんの予防接種を受けたことがない
5.過去に風しんにかかったことがない
※千葉市、船橋市、柏市でも「風しん抗体検査」を実施してますので、千葉市、船橋市、柏市にお住まいの方は、それぞれの市にお問い合わせください。
千葉市保健所の連絡先:043-238-9941
船橋市保健所の連絡先:047-409-3404
柏市保健所の連絡先:04-7167-1256
2月8日追記
佐倉市では風しんワクチン予防接種費用の一部助成事業を実施しています。
対象:平成30年年12月25日以降に千葉県風しん抗体検査を受けた方で、風しんの抗体価がHI法32倍未満またはELA法(IgG法)8.0未満、かつ予防接種を受けた佐倉市民
※1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日生まれの男性については、平成31年2月1日以降に摂取した場合、定期接種の対象となります。健康増進課(043-485-6711)までご連絡ください。
助成額:風しんワクチン・・・3,000円 風しん麻しん混合ワクチン・・・5,000円
申請期限:平成31年3月31日
以下の市町村および千葉県でも風しんワクチン費用の一部助成を実施しています。助成額や申請方法などが異なりますのでホームページ等でご確認ください。
千葉市、八千代市、鎌ケ谷市、市川市、浦安市、松戸市、柏市、流山市、我孫子市、野田市、成田市、印西市、白井市、神崎町、東庄町、東金市、大多喜町、いすみ市、館山市、鴨川市、鋸南町
(平成30年12月25日現在)
当院を受診の方で風しん抗体検査および予防接種をご希望の方は、受診時に医師までご相談ください。
風疹について少しお話しします。妊娠20週頃までに免疫のない妊婦が風疹に罹患すると、ウィルスが胎児に感染し、出生児に先天性心疾患、難聴、白内障といった障害が引き起こされます。風疹に対する予防には2回の風疹含有ワクチンの接種が有効ですが、こうした2回の接種は平成2年4月2日以降に生まれた人に対しては施行されていますが、それ以前に生まれた人は2回接種をしていません。風疹に対する免疫がない人や抗体価が低い人は感染する可能性があります。県内の調査では、風疹に対する免疫が十分ない人が女性では20代で16.7%、30代で12.1%、男性では20代で28.6%、30代で35.3%いると報告されています。
妊娠を希望する女性やその家族においては、ワクチン接種歴を確認し、未接種の場合は抗体価の測定やワクチンの追加接種といった対策が必要です。ご心配の方は当院までご相談ください。
院長より
新患の予約について 院長からのお願い
新患の予約方法を改定します。
新患の予約者で当日キャンセル、無断キャンセルといったケースが昨年10~15%程度見られました。おそらくとりあえず予約を取っておいて都合が悪ければ直前にキャンセルをすればよいと考える人が多いのだと思います。新患の場合は診察に時間がかかるので30分ほど時間を取っています。当日キャンセルや無断キャンセルをされるとせっかく設けた時間がとてももったいなく、私自身とても不愉快な気もちとなります。
予防策として
○予約日の1週間前にこちらから予約確認の電話をします
例)予約日が1月15日(火)の方は1月8日(火)に予約確認の電話
○連絡がつかない場合は翌診療日の朝までにFAX(043-461-0129)またはメールでご連絡いただきます
○翌診療日の朝までに連絡が取れない場合は予約取り消しとさせていただきます。
○予約取り消し後、予約があるものと間違えて受診された場合は、診察をお断りすることはないですが、待ち時間が長くなることをご了承いただきます。
とりあえずこの方法で当面やってみたいと思います。くれぐれも無断キャンセルや当日キャンセルはお辞めください。お願いいたします。
院長より
インフルエンザワクチンと不妊治療について
インフルエンザの季節が近づいてきました。そのため最近インフルエンザワクチンを受けてよいか
というお問い合わせが多くなっています。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンでこれまでの諸外国の報告も含め
妊娠中のどの時期でも投与は安全とされています。
さらに、妊娠中は免疫力が低下するため、インフルエンザになると重症化することから
積極的に受けた方がよいといわれています。したがって現在不妊治療を受けている方
また、不妊治療後に妊娠した方もインフルエンザワクチンを受けてかまいません。
むしろ受けておいた方がよいと思います。
この件に関しては、妊娠と薬剤情報に関して一番詳しく情報発信している
国立成育医療センターのホームページに詳しく掲載されていますので
ご参照ください。 文責 院長